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2009年11月26日

◇荻道ひまわりの郷祭無事終了。

土曜日日曜日、荻道ひまわりの郷祭は好評のうちに無事終了いたしました。
来られなかった皆さんのためにご報告。




公民館の舞台に作ったひまわり畑。







野菜が驚くほど安い。たくさん買い込んでしまいました。





自分は黒砂糖づくりに参加しました。






刈り倒して、しぼって。





ころころころころ、4時間煮詰めます。





完成近くなると、みなさん匂いにつられてやってきます。「懐かしいことしているねぇ。子供の頃はふちざーたーを楽しみにしていたんだよー」と近所のおじいやおばあが満面の笑顔で昔話をしてくれます。ふちざーたーとは「縁砂糖」。鍋の底に残った黒糖が、格別においしくて子供達みんなですくって食べたのだとか。今回もやっぱり子供達がわーっと集まってきて、みんなですくって食べてました。

最終日のコンサートも大盛況。最後はほろ酔いの参加者も増え、晴れ晴れとした雰囲気の中、終了いたしました。

 手作りで温かく、でも、内輪受けでは終わらない見所がある。何よりも主催者側の人間が、みんな楽しそうに運営しているお祭り。参加させてもらえて本当にうれしかったです。

 次は1月、「真冬のひまわり畑」でお会いしましょう。


  

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2009年11月20日

◇荻道ひまわりの郷まつり。その2

今日、二回目の搬入に行って参りましたが。

思ったよりも充実していてびっくりしました。

農産物や盆栽やら菊の鉢が充実している。のは、まあ予想の範囲だったのですが(それらもすごいんですけど)。

公民館の舞台には、本物のひまわりの花がいっぱいに咲く風景が。

外には黒糖をしぼるためのサトウキビの茎の準備が。

十種類以上の漬け物の試食コーナーが。

完成度のバカ高い手工芸の数々が。

公民館に結集してました。


実は内心、今回は焼き物がメインになるかな、なんて思ってましたが、
なんのなんの、荻道地区のその多彩な芸達者ぶりに脱帽しました。

おそるべし、荻道区民。

地域の力ってこんなにすごいんだなぁ、と感動。
いや、おもしろいですよ。
内容も、また企画自体も地域活動の展開方法として一見の価値おおいに有り。



  

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2009年11月19日

◇荻道ひまわりの郷まつり。



 さて、前回は大城のスージグヮー週末美術館が無事終了しましたが、来(きた)る11/21、22日は我が地区、荻道の文化祭、
「 荻道ひまわりの郷まつり 」
が開催されます。

 近年、荻道は1月に畑一杯に咲く「真冬のひまわり」で有名になりましたね。ということで、テーマはひまわり。今、集落のあちらこちらできれいなひまわりが咲いています。




  



いろいろなひまわりがあるんですね。



 

 両日、先着百名様にはこの赤いひまわりの苗プレゼントだそうですよ。珍しい色。嬉しいですね。


 展示は今年一年の集落の皆さんの作品。ひと月ほど前に荻道の皆さんが陶芸体験で作った器も並びます。お父さん達はビアジョッキ(自分はコーヒーマグの課題のつもりだったんだけど)。お母さん達は菓子皿。両方ともなかなかいい具合に焼き上がりました。
私も新作の人形と、ひまわりの器で参加します。







 やはり今回も花や、農産物、漬け物、手作りの品がたくさんならぶそうでこれもまた楽しみ。その場で作る(!)手作り黒糖や婦人会のバザー、喫茶店などもありますし、土曜日は午前十時からオープニングセレモニー、日曜日は午後四時からミニコンサートも予定されています。小さな会場ですので、そんなにお時間はとりません。ドライブのついでにふらりとお立ち寄り頂くことができます。あったかーい手作りの文化祭、皆さん、是非見に来てくださいね。

(車でお越しの際には案内板に従って指定駐車場をご利用ください。(注・駐車場には限りがあります))



  

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2009年10月30日

◇大宜味村塩屋の豊年踊り。

 沖縄カルチャーレポートの今年の最終便(になると思います)。
もう一月以上も前の9/16、大宜味村塩屋で行われた豊年祭の模様。




 大宜味村塩屋といえば、塩屋湾で行われるウンガミ(海神)ハーリーが有名ですが、その翌日に、二年に一度、女性達だけによって演じられる豊年踊りというのがあります。こちらも地域を挙げての大きな催し物でハーレーに劣らずなかなか見事でした。







 女性だけで演じられる点は他の地区のウシデークと一緒ですが、この豊年踊りの特色は、琉球舞踊の演目一通りを演じるところ。なので出演する女性はみなそれぞれの演目の衣装をまといます。女性達が最初に全員で踊る「総踊り」では、琉球舞踊の色とりどりの衣装が一つの輪になって出場。潮風にさらされた古い漁村の集落の中で、そこだけが華やかで晴れやかで、今日は本当に「祭」なのだな、と実感します。









 この祭、驚くことに演奏が全て太鼓と女性の声のみ。「てんとぅんてん、てんとぅんてん」と、三線の伴奏の音も声で表現しながらそのまま歌に入ります。演目はほとんど琉舞と同じもので、耳に馴染みのある歌謡がけっこうあるのですが、あまりに雰囲気が違うのでしばらくは気がつきません。舞台演芸としての謡ではなく、年配の女性達の自然体の歌声は、もう、「原住民の歌声」という響き。素朴な女声には、祈りの力があふれています。





 集落を三つの区に分けて、それぞれが総踊りを披露し終わると、今度は各地区が交代で次々に琉舞の演目を披露していきます。

  



美しいものもあり、


  




親しみやすく楽しいものもあり。









 最後に踊りの隊はそのまま集落の中を練り歩き、港近くにしつらえられた神様に奉納する角力の土俵を一周して終わりました。そこまで演目の一部のようで皆さんきちんと演じていました。もうそこには観客はなく、周囲にいる人間も祭に裏方で参加した人達と子供達だけ。こんなに華やかなのに、人に見せるためだけに行うのではなく、自分たちと、自分たちの住む土地と自分たちの神様のために行う祭。他人に見せることだけを目的にした「ショー」に慣れきってしまった私の目には、このシーンがとても感動的でした。自分の生き方自体を問われているような気がしました。



昔から続いてきたことは、時代遅れになったり、手間が面倒だったりすることが多いですが、そのかわり、人の一生よりも長い時間をかけないと見えてこない物事の本質が必ず隠されていますよね。私もそれを大切にできる存在になりたいと思います。


では、ここからは、この経験を糧にして。
また、よんなーよんなー制作に向かいます。




  

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2009年10月18日

◇ 恩納村冨着のウシデーク


 二週間ほど経ってしまいましたが、前々回の沖縄カルチャーレポートのつづき、10/3のウシデークの見学報告です。

 糸満米須のウシデーク、最初のアシャギでの踊り奉納を見終わった後、大急ぎで高速に乗って恩納村へ。南部近辺に移動したかったのですがウシデークは本当に地域的な行事なので、なかなか情報を得られず、今回はともかく見学できると情報を確かめたところをはしごしました。

 一番メインのうがんじゅ(拝所)・古島での踊りはやはり糸満とブッキングしていたので見られず。夜になってから集落・公民館での踊りを見学させてもらいました。



冨着のウシデーク衣装
こちらは庶民派の藍染めの衣装。でも、藍染めは暮らしの中の晴れ着。濃い藍色は落ち着いた晴れやかさがあります。こうして揃いで着ると婦人会の皆さん愛らしい雰囲気。年齢にかかわらず…。





お供えと休憩する婦人会の皆さん
八月の十五夜なのでお供えも。







この後、踊りが終わると、その場にテーブルを出して、女性メインの宴が始まりました。






糸満米須・恩納冨着、両地とも、歌はテープによる放送でした。この踊りで歌われる歌は古い形を留めているようで、覚えて歌うのはかなり難しそうです。それでこういう形で引き継ぐことになったのだと思うのですが、これがちょっと残念でした。直に歌わないことで、祈りの気持ちも半減したような印象を受けました。祈りの第一歩は「私はここにこうして生きていますよ」というのを時間の流れに刻むことだと思うんですよね。それには歌は一番簡単で一番効果的な方法です。「歌」は歌う側にも聞く側にもその場をより高めていくためのとても大切なもの。
そのせいでしょうか、踊りの輪のエネルギーもどこか物足りない感じがしました。



エイサーが近年どんどん盛り上がって花形の存在になったのと違って、ウシデークの方はすこーし、さびれつつあるような印象を受けます。時代が激しく移り変わる今、昔の形を変わらず伝えるというのは、主催者側にも相当な困難があるのだろうと思います。ですが、女性が家族の繁栄や土地の平和を祈る心は昔も今も変わらないはず。今もその祈りを是非是非歌い継いでいってもらいたいなぁと思いました。

米須、冨着のウシデークの様子は、粗雑ながらムービーでも収録しましたので、youtube経由でみなさんにお伝えできればと企んでいるのですが、やり方も手間も全然わからないので、未定の予定。

では、次回は大宜味村塩屋の豊年祭で今年の報告は終了。
  

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