2008年01月28日
▼ 「こすみれ」と「きけまん」
先週末は全国的に寒波に包まれたようですね。沖縄も例外に漏れずこの冬一番の冷え込みが訪れました。しかしこの2,3日は安定して、しっとりと小雨に濡れる曇り空に変わっています。
風はまだまだ寒い日もありそうですが、陽気はもう確実に春に向かっているようです。季節に敏感な植物たちはもう、春の到来を確信して、あちこちに花をつけ始めました。

この季節、可憐なのはやはりすみれ。「魔法使いサリーちゃん」では、声が大きく世話好きで庶民的なお友達が「よっちゃん」で、優しく控えめなお嬢様風なお友達が「すみれちゃん」でしたよね。憧れたものです(笑)。草むしりの時もすみれだけは特別扱いで残しておいたら、家の周りのあちこちに咲くようになりました。いつか陶芸の作品の紋様に完成させたい植物。ただのすみれではなく、「こすみれ」という名前もゆかしいですね。

こちらは「きけまん」。黄色い華鬘草(けまんそう)といういわれのネーミングのようです。柔らかそうな葉で、すごくたくさん生えるので、食べられるではないかと期待したのですが、調べてみると軽く毒を含むようで残念ながら無理でした。食べられないとわかってからは、あっさり草むしり強化対象品種に認定(笑)、根こそぎ引きまくるのですが、毎年驚くほどの勢いで生えてきます。強し。



こちらはムラサキカタバミ。オニタビラコ。ウスベニニガナ。
野の春は野の草ぞ知る雨の朝
風はまだまだ寒い日もありそうですが、陽気はもう確実に春に向かっているようです。季節に敏感な植物たちはもう、春の到来を確信して、あちこちに花をつけ始めました。
この季節、可憐なのはやはりすみれ。「魔法使いサリーちゃん」では、声が大きく世話好きで庶民的なお友達が「よっちゃん」で、優しく控えめなお嬢様風なお友達が「すみれちゃん」でしたよね。憧れたものです(笑)。草むしりの時もすみれだけは特別扱いで残しておいたら、家の周りのあちこちに咲くようになりました。いつか陶芸の作品の紋様に完成させたい植物。ただのすみれではなく、「こすみれ」という名前もゆかしいですね。
こちらは「きけまん」。黄色い華鬘草(けまんそう)といういわれのネーミングのようです。柔らかそうな葉で、すごくたくさん生えるので、食べられるではないかと期待したのですが、調べてみると軽く毒を含むようで残念ながら無理でした。食べられないとわかってからは、あっさり草むしり強化対象品種に認定(笑)、根こそぎ引きまくるのですが、毎年驚くほどの勢いで生えてきます。強し。
こちらはムラサキカタバミ。オニタビラコ。ウスベニニガナ。
野の春は野の草ぞ知る雨の朝
2008年01月20日
◆作品紹介◆ 角瓶
◆うりずん唐草紋 いっちん灰釉 角瓶

今回は私の大切な娘第2号。(娘といいつつ「~号」呼ばわりですが)
この角瓶は、夏のあいだ、これでもかというくらいに面のバランスの調整にこだわって仕上げました。
制作時間が予定の何倍もかかってしまい、当初は「しまった」と思ったものです(職人に求められる資質というのは、良いものを作るだけではなく、良いものを「手早く仕上げる」ということですので)。
でも、こうして完成してみると、とことん手を尽くしただけあって心からお勧めできる一品となりました。
こういう仕事を一つずつ積み重ねていきたいな、と自分で確認できた作品です。
いっちんは抱瓶に比べて、勢いを抑え、バランスを重視して描いてあります。素朴で優雅な「古今調」を目指したのですが、表現できているかな?
実は、年賀状・そしてこのblogの年賀挨拶に使ったデザインは、この角瓶の側面の模様なのでした。
この模様パターンは伝統の唐草の技法をアレンジしたオリジナルです。
春に伸びゆく草々に思いを寄せて、「うりずん唐草」と名付けています。
沖縄はもうすぐ「うりずん」の季節ですねぇ。

今回は私の大切な娘第2号。(娘といいつつ「~号」呼ばわりですが)
この角瓶は、夏のあいだ、これでもかというくらいに面のバランスの調整にこだわって仕上げました。
制作時間が予定の何倍もかかってしまい、当初は「しまった」と思ったものです(職人に求められる資質というのは、良いものを作るだけではなく、良いものを「手早く仕上げる」ということですので)。
でも、こうして完成してみると、とことん手を尽くしただけあって心からお勧めできる一品となりました。
こういう仕事を一つずつ積み重ねていきたいな、と自分で確認できた作品です。
いっちんは抱瓶に比べて、勢いを抑え、バランスを重視して描いてあります。素朴で優雅な「古今調」を目指したのですが、表現できているかな?
実は、年賀状・そしてこのblogの年賀挨拶に使ったデザインは、この角瓶の側面の模様なのでした。
この模様パターンは伝統の唐草の技法をアレンジしたオリジナルです。
春に伸びゆく草々に思いを寄せて、「うりずん唐草」と名付けています。
沖縄はもうすぐ「うりずん」の季節ですねぇ。
2008年01月15日
◆作品紹介◆ 抱瓶
そういえば、このblogは作品を見て頂くために立ち上げたはずだったのですが。
全然作品紹介をしていませんね。
作品の写真作りがちょっと手間がかかるもので。
「ふゆー」してました。
(「ふゆーなー」は「よんなー」とは違いますね。)
これからしばらくは作品紹介をしたいと思います。
◆いっちん灰釉抱瓶(だちびん)___青陶舎(青柳)

(幅約18センチ×高さ約15センチ)
自分で言うのも何ですが、かっちょよくないですか?これ。
昨年の夏、夏休みの宿題のように連日工房にこもって型作りからこつこつと制作しました。
いっちんは、紅型でも使われる技法ですが、
泥状の粘土(紅型では糊)を、チューブに入れて細い口から押し出すようにして描く技法です。
デコレーションケーキの上に文字を書く感じというのが一番イメージしやすいかな。
この技法は、勢いよく一気に描かないと線が死んでしまうのですが、
同時に図柄のバランスをきちんと取らないといけないので、
けっこうな集中力が要求されます。自分はいまだに調子悪いと失敗します。
そんななかで、かなりよいバランスで仕上がった作品。
形、図案、色、焼き加減、全てお気に入りです。
昨年の陶器市にも出品したのですが、
けっこう売れてしまった中、なぜか、これは残りました。
ぱっと見が地味だったからかな?
娘のようにかわいい作品なので、残念なような、うれしいような。
今は恩納村みちの駅「おんなの駅」で嫁の貰い手募集中です。
かわいがってくださる方、もらってやってくだせえ。
全然作品紹介をしていませんね。
作品の写真作りがちょっと手間がかかるもので。
「ふゆー」してました。
(「ふゆーなー」は「よんなー」とは違いますね。)
これからしばらくは作品紹介をしたいと思います。
◆いっちん灰釉抱瓶(だちびん)___青陶舎(青柳)

(幅約18センチ×高さ約15センチ)
自分で言うのも何ですが、かっちょよくないですか?これ。
昨年の夏、夏休みの宿題のように連日工房にこもって型作りからこつこつと制作しました。
いっちんは、紅型でも使われる技法ですが、
泥状の粘土(紅型では糊)を、チューブに入れて細い口から押し出すようにして描く技法です。
デコレーションケーキの上に文字を書く感じというのが一番イメージしやすいかな。
この技法は、勢いよく一気に描かないと線が死んでしまうのですが、
同時に図柄のバランスをきちんと取らないといけないので、
けっこうな集中力が要求されます。自分はいまだに調子悪いと失敗します。
そんななかで、かなりよいバランスで仕上がった作品。
形、図案、色、焼き加減、全てお気に入りです。
昨年の陶器市にも出品したのですが、
けっこう売れてしまった中、なぜか、これは残りました。
ぱっと見が地味だったからかな?
娘のようにかわいい作品なので、残念なような、うれしいような。
今は恩納村みちの駅「おんなの駅」で嫁の貰い手募集中です。
かわいがってくださる方、もらってやってくだせえ。
2008年01月07日
▽機関車ならば
うわー。あっというまに七草。
松の内最終日となりましたねぇ。
早いなぁ。
今日は夜中にジョギングしながら思いついた詩を。
(へんな思考回路。)
****************
機関車ならば
真っ赤に燃える熱い炎をその頑丈な胴体のうちに秘めて
歯を食いしばって前進していくのだ。
沿道の子供たちの両手を広げた歓声を受けながら。
新幹線ならば
流れるような未踏の速さを目指して
精密な冷静さでおのれを限界まで高めていけばよい。
人々皆が誇りに思うその栄誉を勝ち取るために。
ケーブルカーならば
誰もがあきらめた急勾配を
緻密に緻密に辿っていこう。
山の頂を手繰り寄せ、乗客に眺望の感動を届ける喜び。
地方の小さな路線なら。
今日も同じ線路を行き還り、
人々の生活を送り届ける。
手すりをつかんで降りる老人の小さな感謝のつぶやきを受け流しながら。
*****************
走っていて息が上がって疲れてきた時に、
「あー、なんか自分は今機関車のようだろうか」
と、思いついたら一気に連想が進んでしまいました。
自分は普段はケーブルカーかなー。やっぱり地方路線かなー。
そこまで味は出せていないか。トラム路線なんてところかもしれない。
他にもありそうですね。
***
年をとってくると、自分のことが当然になってくるのが嬉しいですね。
(オヤジオバサン肯定派)
昔はこんな詩はひっそりと胸にためていたもんですが。
今じゃこんなに臆面もなく。
好きなものは好き。
よんなーよんなー。
松の内最終日となりましたねぇ。
早いなぁ。
今日は夜中にジョギングしながら思いついた詩を。
(へんな思考回路。)
****************
機関車ならば
真っ赤に燃える熱い炎をその頑丈な胴体のうちに秘めて
歯を食いしばって前進していくのだ。
沿道の子供たちの両手を広げた歓声を受けながら。
新幹線ならば
流れるような未踏の速さを目指して
精密な冷静さでおのれを限界まで高めていけばよい。
人々皆が誇りに思うその栄誉を勝ち取るために。
ケーブルカーならば
誰もがあきらめた急勾配を
緻密に緻密に辿っていこう。
山の頂を手繰り寄せ、乗客に眺望の感動を届ける喜び。
地方の小さな路線なら。
今日も同じ線路を行き還り、
人々の生活を送り届ける。
手すりをつかんで降りる老人の小さな感謝のつぶやきを受け流しながら。
*****************
走っていて息が上がって疲れてきた時に、
「あー、なんか自分は今機関車のようだろうか」
と、思いついたら一気に連想が進んでしまいました。
自分は普段はケーブルカーかなー。やっぱり地方路線かなー。
そこまで味は出せていないか。トラム路線なんてところかもしれない。
他にもありそうですね。
***
年をとってくると、自分のことが当然になってくるのが嬉しいですね。
(オヤジオバサン肯定派)
昔はこんな詩はひっそりと胸にためていたもんですが。
今じゃこんなに臆面もなく。
好きなものは好き。
よんなーよんなー。
2008年01月01日
◎明けましておめでとうございます。

新(あらた)しき年の始めの初春のけふ降る雪のいや重(し)け吉言(よごと) 家持
......(新年初春のおめでたい日に縁起良く降る雪の如く、良いことが次々と重なりますよう)
皆様のところには雪は揺りましたでしょうか。
沖縄は、蒸し暑いほどに感じるトロピカルなクリスマスから一転、
寒風に身の引き締まる、正月らしい年明けとなりました。
今年も、皆様の上に、そしてその周りに、しあわせが雪のように降り積もりますように。



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