2008年01月20日

◆作品紹介◆ 角瓶

◆うりずん唐草紋 いっちん灰釉 角瓶




今回は私の大切な娘第2号。(娘といいつつ「~号」呼ばわりですが)
この角瓶は、夏のあいだ、これでもかというくらいに面のバランスの調整にこだわって仕上げました。
制作時間が予定の何倍もかかってしまい、当初は「しまった」と思ったものです(職人に求められる資質というのは、良いものを作るだけではなく、良いものを「手早く仕上げる」ということですので)。
でも、こうして完成してみると、とことん手を尽くしただけあって心からお勧めできる一品となりました。
こういう仕事を一つずつ積み重ねていきたいな、と自分で確認できた作品です。


いっちんは抱瓶に比べて、勢いを抑え、バランスを重視して描いてあります。素朴で優雅な「古今調」を目指したのですが、表現できているかな?
実は、年賀状・そしてこのblogの年賀挨拶に使ったデザインは、この角瓶の側面の模様なのでした。


この模様パターンは伝統の唐草の技法をアレンジしたオリジナルです。
春に伸びゆく草々に思いを寄せて、「うりずん唐草」と名付けています。
沖縄はもうすぐ「うりずん」の季節ですねぇ。
Posted by 青陶舎 工房主 青柳 at 14:26│Comments(0)TrackBack(0)◆やちむん

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