2008年02月05日

○節分・立春





昨日は節分でした。大人だけで暮らしていると豆まきもしませんので「そうだったっけ?」と、他人事のような感じで過ごしてしまいます。…というか、ひな祭りも鯉のぼりも七夕も、正月以外のほとんどの節句が生活から遠のいてしまいました。改めて考えるとちょっとさみしいです。

そして今日は立春。(…日付が変わって昨日になってしまいましたが。)
冷え込みは多少和らぎましたが、まだまだ寒い一日でした。

最近知ったのですが、この暦の上での「春」という季節は、「一番寒い日から暖かさが増していく季節」を指しているのだそうです。だから、「大寒」のすぐあとに「立春」。暖かい季節を「春」と呼ぶ今の私たちの感覚とはだいぶ違っていますね。本当に暖かい気候が到来すると、すぐにその日が「立夏」となり暑さに向かう「夏」、一番暑い日が来ると「立秋」・涼しさに向かう季節、と巡っていくわけです。気候の現状よりも、変化を敏感に感じ取っていくこの季節区分、おもしろいですね。

あらたまの年たちかへるあしたより待たるるものは鶯のこゑ 素性法師
春たつといふばかりにやみ吉野の山もかすみてけさは見ゆらむ 壬生忠岑

「立春になったからウグイスの声が待ち遠しいな」
「立春を迎えたから吉野山が霞んで見える気がするのかな」
昔の人も、「暦の上での春」と「自然の春」のずれを興味深くあれこれと感じ取ろうとしていたようですよ。
昔も今も、毎日を過ごしていく感覚は変わらないのかなぁ。
よんなーよんなー。


タグ :立春

Posted by 青陶舎 工房主 青柳 at 01:53│Comments(0)TrackBack(0)○まいにち

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