2008年08月07日

△ 西城ヒデキ。之お陰。 歐陽詢という人の字。

タイトル前半には意味はありませんが。
「西城之陰」
この字をあいかわらず練習しておるのですが、最初の「西」の文字がどうにもうまくいかず、なんとかうまくいっても二文字目の「城」でつまづき、ずっと「西城、西城・・・」と練習していたら、「ヒデキカンゲキ」のフレーズのループが頭にやってきてしまいまして。・・・この夏も暑いですね。







この歐陽詢という人の字、きりりと鋭く、ひきしまった緊張感が持ち味。かといって冷たく荒んだところはなく、線の細部には滋味が宿っていて、均整の取れた美しさがあります。
スポーツで言えば、着水するまでの一瞬を完璧に制御する水泳の飛び込みのような。
人で言えば、高徳を積む研鑽を日々怠らない文人志士のような。
 ・・・というところまでは頭ではこんなにもわかっているのですが、では、実際にそれを自分の手で表現するとなると全然わかっていません。特に鋭さの中に滋味を込めるというのが、なかなか、難しいです。



わかっているのにできない。だいたい世の中の全ての技というものはそういうことだと思うのですが、その技が欲しければ欲しいほど、現実とのギャップに苛立ってしまいますね。めげずに一つ一つを練習して体得して行こうと思います。これだってよんなーよんなーです。よんなーよんなー。







いかがでしょうか。前回のものよりも線質はずっとよくなったと思います。(いつもながら我ながらのコメント)
でも字の配置が「お習字」から抜け出せませんね。広々とした余白を小さ目の字で支配するということがまだできません。


Posted by 青陶舎 工房主 青柳 at 02:52│Comments(2)TrackBack(0)△書の道

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この記事へのコメント
久しぶりです♪ういろうさんも筆を持つのがつきなんですねっ(笑)
縦長の西が素敵です。
私が書くときっと横長になりそうです。
西城さいじょう…ひでき!だったんですね。カッコよか人と
何の関係がある?と思いました(^_^)
Posted by aiko at 2008年08月07日 06:55
aiぽん、こめんとありがとう。
aiぽんも書道はやるんだったっけ?

昔は自分は習字を長いことやっていたから字は書ける。
って慢心していたんだけど、
最近はきっと自分は基礎をなにも知らないんじゃないか、
という気持ちになった。
そういうきもちで取り組んでみると
線一本書くのでもすごく気合がいるっていうのがわかったよ。

奥の深さがやっとわかってきたかも。
もう一度、一からしっかりやってみるつもり。
Posted by 青陶舎 at 2008年08月10日 21:58