てぃーだブログ › よんなーよんなー@青陶舎 ›  ▽詩と歌と › ●想うこと・生きること › ▽生産は消費の対義語ではない


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5月「てぃぐま館 slowslow(豊見城・みちの駅)さん

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5月「山粋(大阪・豊能町)さん

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5月「やちむん ヤムチン(読谷・やちむんの里入口)さん

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5月「楓千夢(読谷・やちむんの里)さん

                マグの納品をいたしました。
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2006年12月06日

▽生産は消費の対義語ではない

秋の海
生産は消費の対義語ではない。
生産とは貪るものの口に我が身を与えることではない。
まして、痛みも無く糧を得ることでもない。

生産は消費の対義語ではない。
生産とは大地を剥ぎ取り尽くしていくことではない。
生産とは大切に守り育ててきたものを売り渡していくことではない。
生産とは はぐくんでいく力。

生産は消費の対義語ではない。
本物の生産は、生産を互いに支え合うためのものなのだ。


生産とは消費の対義語ではない。
けして消費という幻影を見据えてはならない。

消費という言葉を見つめたときに、とたん、
生産の形を借りた消費に成り下がるだろう。
自分を売り払い金の束に積み替える哀しい行為に飲み込まれるだろう。

もう一度、生産に立ち返ろう。
おぼれかけた消費の海から帰ってこよう。

私を生んだ大地と、私の力を信じる世界に。
ともに生きる人々の微笑を期待する時間に。


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詩と私(原点回帰)【人魚プロジェクト】at 2007年04月26日 02:07
この記事へのコメント
ハイサイ。はじめて書き込みます。熱い詩ですね。トラックバックに少し悲しい物が入ってますが、これも現実の一部として物置にでも放り込んでおきますか。
消費については、私も話がつきないし、つらいし、腹立ちます。この世の中で生産的であることの意味を真に享受する生産者は少数派ですかね。言うまでもなくですが。。。それでもなお、生産者であり表現者であり続けるリスクと困難さに、
わたしは悲鳴をあげつつもそこにしか居場所がない自身の知恵のなさと臆病さ
故にたたずんでいる。と感じています。

う~ん、なんか青柳氏の熱にあたったような文章になってしまったかな~。
私らしくない(笑)。

最近感じてることの一つに、孤高であるべきである事と、共有する事があります。
あっ。二つだ(笑)。

私は孤高(孤立とも言う)であってよいのではないか?と言う考えかたに傾いています。その理由はわたしが少数派故のことと感じているからです。
ほんとに会いたい人はそんなにはいないのです。そんなにいるはずもないからです。

そして、数少ない人とあって、自分自身の確認ができた時に、喜びが始めて生まれるのではないかな。それが共有感かな。

とても、小さい花のようです。
Posted by パカラナ窯 カワジリ ヨウイチ at 2007年05月11日 01:14
おや。welcome to webワールド。放浪していますね。
ほったらかしの埃だらけの工房にようこそ。

この詩は、
カワジリさんとミスタードーナツで語り合った時に気付くことができた
内容です。なので、コメントをもらえてとてもうれしい。

とても、小さい花で居よう。
己の喜びに満たされた、確かな小さい存在で居ようではないか。
嘘のない喜びを知りつつ、
嘘の泥の中へ楽しみながら身を浸せていければ、
幸せなのだよねぇ。
Posted by 青陶舎より at 2007年05月11日 02:12
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