よんなーよんなー＠青陶舎

しばらくはこの冬に窯出しできた新作を紹介していきます。

前回に引き続き
昨年糸満市米須に取材をした「ウシデーク」をモチーフにした陶俑（とうよう）です。

前回紹介の作品より一つ前の窯出しの作品。



姉妹をモチーフに。






人形の表情は、なんとなく方向性を定めて作り出したあと、顔と身体ができあがったときに最終的に決定します。こういう頼りなげな表情は、手慣れて上手くなってくると逆にだんだん難しくなってきます。まだ、作品のスタイルが定まってない頃なので、無理なく頼りなげ。（笑）






こちらも姉妹。うない、かな？
おばあちゃんとかおじいちゃんは作っていて楽しいです。







これは今年の年賀の挨拶に使ったもの。
単体としては動きがあってなかなかいい表情をしているのですが、
本来の「ウシデーク」の場では、こんなに軽やかに踊っていると明らかに浮きます。奉納をする踊りですので、どこか粛々とした雰囲気の中で踊りを楽しむ風情が良いようで。
でも、いい表情なので単体で取り出して作品としておこうかな。





太っちょさんものっぽさんも。この時は、ムク（穴を空けずに作品に完全に土が詰まっている状態）で作ってしまったので、焼成で土が割れてしまいました。太っちょさんのおなかが割れてしまって、破れまんじゅうのような状態に…。






みなさんが集合したところ。




いかがでしょうか。