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5月「てぃぐま館 slowslow(豊見城・みちの駅)さん

                マグの納品をいたしました。
              →てぃぐま館 slowslow 


5月「山粋(大阪・豊能町)さん

                納品をいたしました。
              →山粋 -コーヒーと器- 
              →   山粋instagram 


5月「よーりよーり(大阪・旭区)さん

                納品をいたしました。
                →やちむん&生活雑貨 よーりよーり 
                →よーりよーりinstagram 


5月「やちむん ヤムチン(読谷・やちむんの里入口)さん

                納品をいたしました。
              →やちむん ヤムチン instagram 


5月「楓千夢(読谷・やちむんの里)さん

                マグの納品をいたしました。
              →楓千夢 instagram 


2010年03月07日

◆新作紹介・湯呑み

 湯呑みというのは、日常よく食卓に登場する食器で、しかも小さな安らぎの時間を提供する器なのでお気に入りが欲しくなりますね。作り手としても、作りやすい形なので、価格設定を一番シンプルにできる商品です。(把手をつけたりすると意外に手間がかかってどうしてもその分が価格に影響されてしまいます。)
 売り手買い手の好条件が揃う品は工房の人気看板商品。


 今回、より青陶舎らしいものを作ろうと、今まで作っていた湯呑みを工法の最初から総点検しながら作ってみました。



◆新作紹介・湯呑み


 卵形の少し大きめの湯呑み。今までずっと素直で温かい白い(化粧)肌を模索していたのですが、なかなか手に入れられず。今回やっと、その目指す白の入り口にたどり着きました。原料を根本から見直したのと、すとんと焼き上がる小さい窯のおかげでしょうか。肌触りを微調整して商品化の段階です。




◆新作紹介・湯呑み


 焼き方に工夫をして白い色に薄暮のような薄い赤みが差したのですが、写真ではちょっと伝わりにくいですか。工法を見直したおかげで、内側から張りのあるいい器となりました。伝わりますか?…写真て特徴を捉えるのは割と簡単だけど、全体の雰囲気を伝えるのは難しいですね。




◆新作紹介・湯呑み

 こちらは逆にゆったりもったりとした優しい表情を、と試作。こういう作風はもったりしつつもバランスの決め所は逃してはいけないのが難しいところ。これはもう一息、決め所を見つめ直して商品ラインへ。




◆新作紹介・湯呑み

 小振りの湯呑み。ざくっとした形にざっと大味の唐草をと試みたのですが、この模様の青色が失敗。色はまあまあ全体の雰囲気に合っているのですが、手触りががさがさで、商品ラインからは完全にドロップアウトしてしまいました。調合の失敗のようです。これは写真では伝わらなくてよかった(笑)





  恥ずかしい話ですが、今までいろいろな細かいところを「できたこと」にして誤魔化して来たのをたくさん発見してしまいました。本当に恥ずかしい次第ですが、煽られて煽られているうちにどうしてもそっちの方向に吹き寄せられてしまいますね。

あとは修練の積み重ねしかないですか。
よんなーよんなーあせらずあきらめず。


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Posted by 青陶舎 青柳 at 14:08│Comments(2)◆青陶舎のやちむん
この記事へのコメント
上から二番目の湯のみ、いいですね!
Posted by けいしゅう at 2010年03月27日 00:02
>けいしゅうさん

ありがとうございます。
これから安定して作れるように技を磨きます。(汗)
安定して作るというのが、実力底力ですね。
まだまだ修練します。

けいしゅうさんの個展も楽しみにしています。
Posted by 青陶舎 at 2010年03月29日 08:51
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